



アルツハイマー型認知症の特徴は?
認知症の約70%を占めるアルツハイマー型認知症は、ある日突然発症する病気ではありません。
65歳以上の高齢期で発症し、75歳を過ぎると多く見られるようになりますが、発症までに長い年月がかかります。
発症する20~30年前(45~55歳の中年期)から脳内に原因物質が蓄積し始め、神経細胞が損傷を受けることで神経回路が壊れ、ゆっくりと認知機能が低下していく病気です。

認知機能の低下は加齢に伴うものと区別が付きにくいものですが、「短期間での変化が顕著(1~2年前と比べて急激にもの忘れが増える)」、「(親などと)久しぶりに会った際、違和感・異変を感じる」などをきっかけとして、認知症の初期症状であることを認識することが多くあります。
早めに気が付けるほど、対処が大きな効果につながるからです。
―― 分かりやすい症状があると良いのですが。
初期のアルツハイマー型認知症には特徴的な兆候があるといいます。
不安を感じたら以下の項目に心当たりがあるかどうか確認してみて下さい。
ご自身やご両親に当てはまる方がいらっしゃる場合は、なるべく早いうちから対策を考えましょう。
【アルツハイマー型認知症の兆候】
□ 匂いが分からなくなる
□ もの覚えが悪くなる
□ 整理整頓、計画、計算ができなくなる
認知症とは、認知機能が低下し、6カ月以上にわたって、日常生活に支障をきたしている状態ですが、そこまで症状が進むには、前述の通り長い時間がかかります。
よって、これらの症状が出る前に、違和感に気付けたことを良い機会とし、対応を始めましょう。
―― まだ早い気が。。明確な症状が出てからでも良いのでは?
認知症が発症する前の段階をMCI(軽度認知障害)と呼び、この時期に適切な取組みをすることにより、元に戻ったり、発症を遅らせることができるといわれています。
明らかな症状が出る前に取り組みを始めることが大切です。
日本神経学会の「認知症疾患診察ガイドライン2017」によると、MCIから認知症に進行する人の割合は1年で5~15%、逆にMCIから正常な状態に回復する人の割合は1年で16~41%とされています。変化に気付いた時に対応できるかどうかで、どちらへ進むのかが違ってきます。

▶まずは生活習慣の見直しを!
□ 栄養:バランスの良い食事をとっていますか
□ 運動:うっすらと汗をかく程度の運動習慣がありますか
□ 睡眠:よく眠れていますか
□ ストレス管理:ストレスの少ない環境に身を置いていますか
□ 社会交流や新しいことを始める:初めて出会う人との会話や、新しい事への挑戦は
脳の活性化につながります
▶血液検査でもわかる!
MCIのリスクが分かる血液検査「MCIスクリーニング検査プラス」をご存知でしょうか。アルツハイマー型認知症の発症に関与するタンパク質を測定し、MCIのリスク、およびMCIのリスクにつながる4つのカテゴリー(栄養、脂質代謝、炎症免疫、凝固線溶)のリスクレベルを数値で表します。これらの数値により、あなたのリスクがどこにあるのかが分かります。また、定期的に検査を受けることにより、取組みの効果を確認することができます。
JA共済の「げんきなカラダプロジェクト」「あんしんくらしプロジェクト」では、認知症共済、介護共済ならびに自動車共済共済のご契約者様および自動車共済のご契約者様の家族の皆様に対して、「MCIスクリーニング検査プラス」受診時の優待特典を提供しています。
詳細は以下URLをご確認下さい。
https://service.ja-kyosai.or.jp/gokeiyaku/?service_link=mci
認知症は歳をとると必ず発症する病気というわけではありません。認知症になりにくい生活を継続することで、生涯認知症にならない方も数多くいらっしゃいます。認知症には早めに気付き、早めの対策を欠かさないようにしましょう。
------------------------------------------------
【参考・監修】
・アルツハイマー病 真実と終焉(デール・ブレデセン 著、白澤卓二 監修、山口茜 訳)
・監修者:株式会社MCBI 取締役会長 内田和彦
MCIスクリーニング検査プラス の詳細はこちら →→→ https://mci-plus.com/